授業支援システム『LNET』シリーズは、5年間の無償保証を致します。
品質、耐久性に自信があるから、お客様のリース期間に合わせて、5年間の無償保証期間を設けています。 この期間中、何度故障しても、無償で修理いたします。修理はセンドバック方式になります。
デジタル片方向画像転送システムLNET-530 概要
【本製品は製造・販売を終了しました】

製品概要
デジタル片方向画像転送システム「LNET-530」は、DVI(24Pin)端子を搭載し、デジタル信号に対応した授業支援システム(教育用画像転送システム)です。
画像の送信はLANに負担をかけない完全ハード仕様で、中間ディスプレイ(教材提示用ディスプレイ)にリアルタイムに転送します。 入力は、DVI 24Pin×2系統、ビデオ(NTSC)×3系統を装備し、解像度は1024×768ドットまで対応しています。
ビデオ機器の画像信号は、マスター装置に内蔵するタイムベースコレクター付きのアップコンバーターにてデジタル信号にコンバートして転送します。
マーキング機能をマスター装置に内蔵しており、ビデオ画像など動画の上にも明瞭に書き込め中間ディスプレイやプロジェクタに転送が可能です。
特長
- デジタルRGBインターフェースに業界初対応(当社調べ)。デジタル画像なので鮮明な転送ができます。
- ビデオ・DVDなどのNTSC信号もデジタル信号にアップコンバートして転送。
- シンプルな操作で中間ディスプレイ(教材提示用ディスプレイ)に一斉フル画面転送。
- ハードウエア方式でリアルタイムの画像転送を実現。ビデオ動画も送信でき、マルチメディア教室に最適。
- OSに依存せず、LANとの共存も快適。
- ※HDCPコンテンツの表示及び転送はできません。
5年保証と保守サービスについて
5年保証

保守サービス
5年間の無償保証期間中、センドバック方式で無償修理致しますが、修理期間中は製品をお預かりすることになり、お客様にはご不便をお掛けします。 この為、修理期間中の代替機貸出しサービスやオンサイト保守サービスなど、各種サービスを併用していただくと、便利かつ安心してご使用いただけます。 詳しくは、下記リンク先の詳細情報をご覧ください。

ダウンロード情報

デジタル片方向画像転送システム「LNET-530」の主な特長・機能をご紹介しています。機種選択の参考にご覧ください。
- ※ここに掲載している機能は標準仕様のものです。標準仕様以外でもカスタマイズにより対応実績がある機能もありますので、詳しくはお問い合わせください。
システムの特長
ハードウェア転送方式
画像の転送はハードウェア転送方式ですので、先生のパソコンのマウスカーソルの動きや、ビデオの画面などの動画も遅延なくリアルタイムに転送できます。
データ系LANとは別のモジュラーケーブルを設置しますので、画像転送を行ってもネットワークのトラフィックには影響を与えません。
ハードウェア転送方式 (LNETシリーズによる画像転送)

ソフトウェア転送方式

DVI端子を搭載しデジタル接続に対応
ソース切換ユニットの背面に2系統のDVI端子(24ピン)を標準装備しています。デジタル接続に対応する先生パソコン/ディスプレイを2台まで接続できます。

- ※先生PC1・先生PC2には、パソコンからの入力用とディスプレイへの折返し出力用のDVI端子があります。
送信ソース デジタルRGB 2系統 / ビデオ(NTSC) 3系統
ソース切換ユニットの背面に2系統のDVI端子(24ピン)、3系統のビデオ(NTSC信号)の入力端子を装備しています。その中から送信ソースを選択して画像を転送することができます。(ビデオ信号はデジタルRGB信号に変換して分配します。)

- ※DVI端子はパソコン接続用の入力端子とパソコン画面の折返し用のディスプレイ出力端子を装備しています。
- ※ビデオ(NTSC)の3系統は、S映像端子と映像端子を各々装備しています。
高解像度対応アップスキャンコンバータ内蔵
S映像端子/映像端子に接続されたビデオ信号(NTSC信号)の映像は、マスター装置に内蔵の高解像度アップスキャンコンバータを経由することでデジタルRGB信号として出力されます。
ビデオ画面をパソコンの画面に表示させるためのスキャンコンバータにTBC(タイムベースコレクタ)を内蔵しておりますので、ビデオデッキの一時静止画面もきれいに表示できます。これによりビデオ教材の活用の幅が広がります。

ユニット間はモジュラーケーブルで接続
マスター装置(親機)~スチューデントユニット(子機)間、スチューデントユニット(子機)どうしの間は、LNET専用のモジュラーケーブルを使ってデイジーチェーン方式で接続します。
ネジ止めなどの手間がかからず、敷設も簡単に行えます。

すっきりした配線
ユニットの接続はモジュラーケーブルを挿すだけですので、ケーブルの取り回しが容易で、設置時やメンテナンス時の位置調整が容易です。
また、スチューデントユニット(子機)はマスター装置から電源供給が行われるため、システムで電源を1ヶ所用意するだけでOKです。

スチューデントユニットにデジタル対応の中間ディスプレイを接続
マスター装置(親機)~スチューデントユニット(子機)間、スチューデントユニット(子機)どうしの間は、LNET専用のモジュラーケーブルを使ってデイジーチェーン方式で接続します。
ネジ止めなどの手間がかからず、敷設も簡単に行えます。

多目的な運用が可能
教師用・学生用のパソコンがOFFの状態でも、LNETをお使い頂けます。
DVD/ビデオデッキなどの画像を学生ディスプレイ、プロジェクタに画面転送することができますので、パソコン教室を視聴覚室や会議室の代わりなど、多目的に教室をご利用いただくことができます。

設置に便利な固定マグネットを標準装備
スチューデントユニットをスチール製の机やラックに貼り付けることで設置環境を整えることができます。落下事故防止・生徒のいたずら防止などにも役立ちます。
- ※スチューデントユニット1台につき4個のマグネットを取り付けた状態で出荷致します。

画像転送機能
XGA標準対応・カスタマイズによりSXGAにも対応
標準でXGA(1024×768)の解像度に対応しています。デジタル信号のクリアな画像転送が可能です。
- ※1024×768を超える解像度(例:SXGAやWSXGA+)でも実績が多数あります。解像度については、弊社営業部までご連絡ください。

中間ディスプレイ(教材提示用ディスプレイ)への画像転送
先生パソコンの画面やビデオ機器(DVD、書画装置)などの教材画像を、中間ディスプレイ(教材提示用ディスプレイ)に一斉送信します。
学生は中間ディスプレイの教材画面を見ながら自分のパソコンの操作ができますので、効率的に学習を進めることができます。

画像送信 ~ 最大60台の中間ディスプレイに一斉転送
ワンタッチで中間ディスプレイ(教材提示用ディスプレイ)に教材画面を一斉転送することができます。
先生から教材画面を学生側に一斉転送できますので、学生がすぐに課題に取り組めます。
最大60台(※)の中間ディスプレイに対して画像転送することができます。
- ※レイアウトに応じてサブマスタが必要になります。

マーキング機能
パソコンやビデオなどの教材画面にカラフルな書き込みをして転送できます。
軌跡や直線だけでなく、円や四角などの図形も自由に描画でき、描いた円の中に文字を書くことも可能です。

プロジェクタ出力(出力のON/OFF機能付き)
プロジェクタ出力端子(DVI 24Pin)を標準装備。学生側への画像転送とは別に、プロジェクタ出力独自でのON/OFFが可能です。

操作・管理機能
コンソール操作ボックス
操作は教卓上の操作ボックスで行います。
操作はボタンを押すだけですので、直感的な操作で直ぐにお使いいただけます。

赤外線リモコン
赤外線リモコンで、画像の送信・停止はもちろんのこと、送信ソース切換もできます。教室内を巡回しながらでもLNETの操作が可能です。

ダウンロード情報

機器構成
| 型番 | 品名 | 備考 |
|---|---|---|
| LNET-M530 | マスター装置 | 画像転送装置(主装置・先生用) |
| LNET-S530 | スチューデントユニット | 画像転送装置(子機・中間ディスプレイ用) |
- ※必要最低構成は、マスター装置1台と中間ディスプレイ台数分(学生数÷2)のスチューデントユニットです。(先生側にはスチューデントユニットを設置しません)
構成イメージ図

- ※書画装置を鮮明に表示させるためにはビデオポートではなく、先生PC2入力ポートに接続します。
- ※DVDソースの画像を高品質に表示するにはPCのDVDドライブを使用し、転送することをお勧めします。
ダウンロード情報

システム仕様
| 対応信号 | デジタルRGB |
|---|---|
| 転送方式 | ハードウェア転送 |
| 転送方向 | 片方向(先生側→学生側) 一斉転送 |
| 中間ディスプレイ接続台数 / システム | 最大60台※1 |
| スチューデントユニット接続台数 / システム | 最大60台※1 |
| 対応解像度 | XGA(1024 × 768)※2 |
| 送信ソース数 | デジタルRGB × 2 ビデオ(NTSC) × 3※3 ※4 |
| TBC付きアップスキャン コンバータ | XGA(1024 × 786)対応 |
| 接続方式 | 4ライン × スチューデントユニット 15台までのデイジーチェーン方式 |
| 接続ケーブルの本数 | 2本※5 |
- ※1スチューデントユニット最大60台接続可能。スチューデントユニット1台につき中間ディスプレイ(デジタルRGBインターフェースのディスプレイ)を1台接続可能。レイアウトに応じてサブマスタが必要になります。
- ※2標準仕様を超える解像度にも多数の対応実績がございます。詳しくは営業部までお問い合わせください。
- ※3ビデオ信号(NTSC)はアップスキャンコンバータによりデジタルRGB信号に変換して転送。
- ※4ビデオの静止画は機種により乱れることがありますので、TBC内蔵型のビデオデッキをお勧めします。
- ※5マスター装置に1台のスチューデントユニットを接続するために必要なモジュラーケーブルの本数です。デイジーチェーンで後段のスチューデントユニットを接続する場合も同様のケーブルを使用します。
機器仕様
マスター装置(先生用)

| 型番 | LNET-M530 |
|---|---|
| 映像入力 | ソース切換えユニット用入力 × 1(デジタルRGB DVI 24Pin)※1 |
| 映像出力 |
デジタルRGB × 2(DVI 24Pin)
スチューデントユニット出力用ポート × 4※2 |
| 消費電力 | AC100V ±10% (50/60Hz) 320VA以下(スチューデントユニット60台を含む) |
| 外形寸法 | 350(W) × 270(D) × 70(H) mm (但し突起部分を除く) |
| 重量 | 約3.0kg |
| 付属品 |
|
- ※1映像入力ソースはソース切換えユニットLNET-530SELに接続したデジタルRGB ×
2系統(DVI24Pin)とビデオ × 3系統の中から1つを選択。 - ※2RJ45(8極8芯)プラグのモジュラーケーブルで当社独自のツイストを行った専用ケーブルです。形状が同じでもLANケーブルや他社製ケーブルはご使用になれませんのでご注意下さい。
ソース切換えユニット(先生用) ※マスター装置付属品

| 型番 | LNET-MSL53 |
|---|---|
| 映像入力 | デジタルRGB × 2(DVI 24Pin) ビデオ(NTSC) × 3(S映像端子/ビデオ映像端子)※1 ※2 |
| 映像出力 |
デジタルRGB × 3(DVI 24Pin)
|
| 消費電力 | AC100V ±10% (50/60Hz) 20VA以下 |
| 外形寸法 | 350(W) × 280(D) × 70(H) mm (但し突起部分を除く) |
| 重量 | 約2.5kg |
- ※1ビデオ信号(NTSC)はデジタルRGB信号(XGA)に変換して中間ディスプレイに転送。
- ※2ビデオの静止画は機種により乱れることがありますので、TBC内蔵型のビデオデッキをお勧めします。
操作ボックス(先生用) ※マスター装置付属品

| 型番 | LNET-C530 |
|---|---|
| 電源 | マスター装置より供給 |
| 外形寸法 | 100(W) × 100(D) × 44(H) mm (但し突起部分を除く) |
| 重量 | 約0.34kg |
スチューデントユニット(学生用)

| 型番 | LNET-S530 |
|---|---|
| 端末接続台数 | スチューデントユニット1台につき中間ディスプレイ1台 |
| 映像入力 | ※マスター装置からの映像信号はモジュラーケーブルにて入力※1 ※2 |
| 映像出力 | デジタルRGB × 1(DVI 24Pin) |
| 電源 | マスター装置より供給 |
| 外形寸法 | 140(W) × 80(D) × 45(H) mm (但し突起部分を除く) |
| 重量 | 約0.18kg |
| 付属品 |
|
- ※1RJ45(8極8芯)プラグのモジュラーケーブルで当社独自のツイストを行った専用ケーブルです。形状が同じでもLANケーブルや他社製ケーブルはご使用になれませんのでご注意下さい。
- ※2教室のレイアウトに応じて適切な長さのケーブルを添付して出荷いたします。
ダウンロード情報

オプション(ハードウェア製品)
-
LNETに連動して中間ディスプレイの電源をON/OFFさせます
オプション(ソフトウェア製品)
授業支援ソフト
-
電源管理・アプリケーション起動・ファイル転送を統合した授業支援ソフト。
-
最大64分割で学生パソコン画面をモニタリングするパソコン画面の監視ソフト。
-
Active DirectoryとICカードに対応した講義単位の出欠管理システム。
-
学生の理解度を簡単操作で把握できるソフトウェア版レスポンスアナライザ。
-
LL装置のブースレコーダの機能をソフトウェアで実現。教材配布機能を搭載。













